古い手紙。

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先日フランスへ行ったあやちゃんに久しぶりに会ったら、「まだおみやげあったー」と言って、こんな素敵な切手とカードをくれました。



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昔繰り返し読んだ「星の王子さま」の切手。単色刷りが新鮮です。

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それから、見た目にも古そうなカード。流れるような文字が美しいです。





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ふと、「どんなことが書かれているのかな…」と気になり、知り合いのパリジェンヌに解読してもらいました。

「送り主と、受取人の性別はわからないけれど、たぶん、たぶん男性が女性に書いたものじゃないかしら。送り主は、どこかからパリに引っ越して来てこれを書いたの。そして『私たちはもう会えないけれど、私は今でも君のことを大切に思っている』と書いてある。それから…、『ジャックのお墓に行くつもりだ』と。ジャックが二人にとってどんな関係かはわからないけど、とても小さいうちに亡くなった男の子のようね。そして、『マドレーヌはどうしてるかな』って書いてある。…なんだかちょっと、寂しい手紙ではあるんだけど、すごく温かい感じを受ける。二人の関係がほかとはちょっと違う、特別なものっていうか…」。



写真は、『美女と野獣』でもおなじみのノートルダム大聖堂を後ろから撮ったもので、文体や書体から、おそらく100年ぐらい前に書かれたものよ、と彼女。

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そんな手紙が、時を超えて国を超えて、今こうして私のてもとにあることが、なんだか不思議です。







2 件のコメント:

  1. パリジェンヌさん翻訳ありがとう。
    一枚の葉書からその当時を想像するのって楽しい。
    今回は少し寂しい内容だったけれど、それもまた趣きがあってええね。

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  2. ��あやちゃん
    パリジェンヌは「本当に良い内容です!」って絶賛してたよ。「なんか、うまく言えないけど心があたたまる」って。
    素敵なおみやげありがとうね。
    両方とも、額縁に入れて飾ろうかなって思ってるよ。

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