Cafe AmarのUさんにお会いして。
吉祥寺のカフェは、実はそんなに知らないってことに気付いていませんでした。
それでUさんに教えていただいたカフェ、「無花果」。
カフェというより、定食屋さんのよう。いや、でもやっぱカフェかな。
このドアの色、いいでしょう〜 :-)
開けると、「あらいらっしゃい！いつもありがとう！」
どうやらUさんは常連さんみたいです。
Amarのご飯もおいしいけど、そのスタッフのUさんが通うのだから、おいしくないわけがありませんね。
いただいたのは、なんと10種類のおかずがついたプレート。
「おかーさんの味」っていう感じ。家に戻ったみたいでした。
ご飯も、ふっくり、もちもちしてて、ゆっくり味わいたくなります。
そのあと、Uさんと半分こしたケーキも、超絶品！でした。
「おかーさん」と「おじょーさん」のお二人でやっているお店です。
（右が「おかーさん」、左が「おじょーさん」）
ぜひ、ぜひ。
無花果
東京都武蔵野市吉祥寺南町2‐13‐3
ユニアス祥南101
0422-76-3510
じつはわたし、平日は、外国の人を相手とするお仕事をさせていただいてました。
（注：英語ワカリマセン。中国語のほうがまだマシかも…。）
なんで過去形かっていうと、地震のあと、皆さん避難されたり、帰国したりしてしまったからです。
次のお仕事の目処もつかず、うわうわ、どうしよ、と慌てふためき。
こんなにおいしいものが好きなのに、ご飯が喉を通らなくなってしまいました。
（今また食べられるようになって、むしろ増加傾向…。）
それで、思い立って全然違うお仕事でがんばることにしました。
カメラのお仕事です…。
それもデジタル一眼レフを扱うのです。
デジタル一眼、持ってないんだなー、これが…。
けど、「大丈夫ですよ！」と言われたので、だいじょうぶってことにします。
そう、最近の合い言葉は、「へいき！」「だいじょうぶ！」
「がんばろう！」よりも、もっとがんばれる気がしませんか？ :-)
ずっとお世話になっていた、吉祥寺Cafe Amarの展示ご担当、Uさん。
数年前の秋、「ここで展示をさせていただけませんか」という、飛び込み営業ちっくなわたしのお願いに、快く耳を傾けてくださったかたです。
ろうそくを作り始めて、「いつかカフェやバーを演出できたらいいなぁ」と、漠然と描いていた、夢ともいえない夢を叶えてくださったかたです。
教えてくれる、というより、同じ目線で一緒に考えてくれる、そういうかたです。
そのUさんと、これからも一緒にお仕事させていただけたらいいなあと思っていた矢先。
「わたし、ここをやめるんです」。
聞けば、外国に行かれるとのことでした。
そのUさんからいただいた、冬の贈り物には。
銅の花束。
花束は、ほんとならわたしが用意しなきゃいけないのに… /:-)
フランスの蚤の市で買ってあったものだそうです。
「Ｔさんなら、使うでしょ?」って。
これ見るたびに、Uさんのこと、思い出しています。
昨日と一昨日、国立（くにたち）の古道具店 LET'EM INさんで行われたイベント、「賑やかな週末」。
店長さんとお会いするのも、お店にうかがうのも初めてで、前の晩まで正直緊張しまくりでしたが、もともとtwitterで発言を聞いていたので共感できることも多く、心地よかったです。（なんと、同じ小学校だったことが判明！）
お店にあるものも、すごくすごくいいものばかり。
わたし自身何度もお店の中ををぐるぐるまわり、これ欲しいなぁ、…いやむしろ、ここに住み込み希望したいって思っちゃうぐらい、落ち着くお店。
（ちなみにグリーンか革のソファーが欲しいです←どこに置くの、って話は置いておきます）
途中やってこられた、近所にお住まいという86歳の「おじいちゃん」が、お客さんである4歳の男の子に声をかけ、「勉強は好きか？」「うん」「よし。お母さんの言うことちゃんと聞いてるか？」「うん」「よし。お母さんの言うことはな、ちゃーんと聞かないとダメだぞ。お母さんの言うことを聞かない子はダメだ。ぜーんぜん。ぼうや、いい靴はいてるなぁ! 誰に買ってもらったんだ？」「おとうさんだよ」などなど、ほのぼのとした会話が聞けたり。（1時間ぐらい、この調子でおしゃべりしてました）
そのほかにも、お客さまが大勢いらして、あれこれ見てくださいました。
本当に、文字通り「賑やかな週末」。
やっぱり、やっぱり週末はこうでなきゃ！
合間あいまに出店者さんとお話もできて、お仕事のお話、旅のお話や、住んでいるところのお話などなど聞くことができて、楽しかったです。
あつあつの東欧風水餃子に舌鼓を打ち、アンティークジュエリーを吟味し、ハンドマッサージのアロマオイルの香りに包まれ、最後に酒粕のマフィンを購入。片付けの手を止めてハーブティーやお菓子もいただいて、久しぶりに心がほどけた感じ。
ううん、むしろ「入れ替わった」って言うべきなのかも。
今回から当面、売り上げやワークショップの参加費の1割を震災義援金として、日本赤十字社に送ることにしました。
できることから、ちょっとずつ！
お買い上げくださった皆さま、どうもありがとうございました。
国立は、本当に久しぶりに行きましたが、わたしの中で「わざわざ行きたい街」となりました。
大すきな人からもらった、大すきなミントグリーンの表紙の本。
なんだかリボンが触れるように、気持ちもくすぐったいね…。
育った場所も環境も、歳も、なにもかも違うはずなのに、全てを委ねられる存在っていうのは、もうそれだけでじゅうぶんありがたい。
あなただってじゅうぶん大変なのに。
頭ではわかってるつもりなんだけど、ついつい頼ってばかりでごめんね。
こんなわたしをすっと受け止めてくれて。
なんか恥ずかしくて口には出しにくいけど、この場を借りて、「いつもありがと」！
いつかラデュレにいっしょに行けたらいーなー。
写真ははまず、ご依頼いただいたプチギフト。
花嫁さんと花婿さんのご希望で、シアワセを呼ぶ北欧の馬、ダーラへストと、きらめく星のかたちのろうそく。香りつきです♡全部おなじなのは、ちょっと味気ないな、と思って、上が白でさらに模様を入れたり…。受け取ったかたが「お！これ、当たり？」なんて思っちゃうような遊び心も取り混ぜました。
そして「ウェルカムボードも作っていただけませんか」とも。
さらにさらに「テーブル上のディスプレイ、ぜんぶお任せしてもいいでしょうか…？」！！！
コラージュとか、実は苦手な領域なのであわあわしましたが、「いっそのこと、ボード自体を蝋で作っちゃえ！」と思いついて、あとはもう打ち合わせ、打ち合わせ。
花嫁さんは実は、何度もワークショップに来てくださったかた。
でも、すきなものとか、あまりお話したことがなかったのです。
それでもお会いして、冗談めいたお話とかしていくうちに、ふっと「こんなお花が合うかな」「こんな色が、こんな雰囲気がいいかな」って…。
ありったけの想いを、かたちにすることができました。
お式のあとも、お家の玄関に飾れるようなものを意識して、ことばはなるべくシンプルに。
灯すところは２か所。炎で、お花がふわっと照らされます。
こんなすてきな日の記念になるものづくりをさせていただけて、本当に嬉しかったです。
末永く、お幸せに♡
計画停電が始まって、本当に、本当に多くのかたからメッセージをいただきました。
「ワークショップで作ったものが、今役に立っています！」
「以前友だちにとオーダーしたキャンドル、避難生活で使ってくれてるみたいで、いいものくれてありがとうって言われた！」
「もったいなくてずっと灯せなかったけど、この機会に使っています。こういうときだからこそ色と香りに癒されてます」
などなど…。
状況が状況なので、素直に喜べませんが、でも、そうやって、ちょっとでもみんなが笑ってくれたら、うれしい。
そう、笑顔って大事ですよね。
そんなふうに思っていたときのこと。あるつぶやきがきっかけで、また新しいご縁が生まれました。
国立にある古道具のお店、LET'EM INさんで行われるてづくりフリマに参加させていただくことになったのです。
（わたしは明日のみですが、マーケットは今日からやっていますよ）
「地震の影響で数々のイベントが中止になってしまい、それで困っている作り手やアーティストもいるのではないか？本当に大切なことは、私たちが普段の生活を取り戻すこと。それができなければ、支持も支援もできなくなってしまう」との店長さんのお考えからあえて生まれたイベントです。
持参するのは、キャンドルと、ちょっとしたアクセサリーです。
「賑やかな週末」というタイトルに合った、元気いっぱいな色を集めて。
気になる出店者の方々は、ノイフランクさん、Ricameraさん、ARLEQUINさん、Ussa-Beauteさん、TAIYODOさんです。
どの方が何曜日の何時ごろいらっしゃるかは、各サイト等でご確認のうえ、お越しください。
楽しそう！と思ったかたは、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいねー。
http://www.letemin.jp/tenpo.html
11:00-18:00
もう春の香りが感じられるのに、気持ちはそうもいかなくて、この2週間、怖かったり、焦ったり、悩んだり、無理に笑ったり、泣いたり、誤解したりされたり、いろんなことがありました。
そしてその辛さは、きっとわたしだけではなくって、けれど「わたしだけなのかも」ってそれぞれが思っていたんじゃないかなと、そんなふうにも思います。
やるせないのは、こうしてことばを選んで、ディスプレイに載せている今だって、怖い思い、大変な思いをしている方々が、おおぜいいらっしゃるということ。
わたしはロマンティストだと思われるふしが、どうもあるのかもしれませんが、実はけっこう冷静で、「祈る」ということを簡単にはしません…。けれど、代わりに、って言ったらおかしいかもしれないけど…、動きます。動けば、何かが変わっていくから…。わたしにできることといったら、そんなことぐらいなんです。
このたびの震災で、まわりにどれだけ北関東や東北の知り合いが多かったか、そして東京に暮らすわたしが、ふだんどれだけその地の方々にお世話になっていたか、いま改めて噛みしめるとともに、これは長期戦だ、という覚悟をしているところです。
楽しみにしてくださっていたかたには申し訳ないのですが、4月に予定していた新しいサイトの件は、いったん保留にさせていただきました。
アンケートにお答えくださったかたへのお礼のキャンドルは、やっと身の回りが落ち着いてきましたので、発送させていただきます。
ワークショップは、計画停電が落ち着くまで、少し様子を見させてください。できるだけ早く再開できるよう、情報収集に努めています。
そんなふうに、これまでとかたちは少し違うかもしれませんが、みんながhappyになるような活動を、ちょっとずつでもしていきたいって思っています。
女の子は、かわいいもので気分が上がり、気分が上がると強くなれる！というのが、いつも思っていることです。だから、かわいいと思うものは、これからまたどんどん発信していきたい。
誰もが素直な心を、忘れないように。心から笑えるように。そんな願いを込めながら。
今年もやってきました。
「セントパトリックフェスティバル」。
日本全国で行われるアイルランドのお祭りで、そこかしこがシンボルカラーのグリーンに染まります。
うちのてづくりのシャムロック（三つ葉）キャンドルも、今年で4回目となりました。
これまで同様、売り上げは表参道欅会さんに寄付され、並木の植え替え資金に使われます。
東京のパレードは20周年ということで、いつもよりも盛り上がっています。
「パレードクィーン」の選考会なんかもあり、表参道ヒルズ向かいでは数々のグループがパフォーマンスを披露します。
なかなか見ものですよ。
キャットストリート入ってすぐのカフェ、HOMEさんではアイルランドフェスティバルの一環で、普段は手に入りにくいアイルランドグッズや食品などが購入いただけます。
品川てづくり市と同じ日ですが、午前品川に出かけて、午後はパレード見物…なんていう一日も楽しいかもしれませんね☆
セントパトリックスデー・パレード東京
2011年3月13日（日）
14:00−（約1時間半）
原宿・表参道（神宮前交差点と青山通りまでの間）
主催：アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン
www.inj.or.jp
先月のおはなしですが…。（更新遅くなっちゃってゴメンナサイ！）
ワークショップ行いました。
このとき来てくださったのは、常連さん2名と、ご新規のEさん。
来てくださったかたがそれぞれ違うものを作るというのが久しぶりで、工程のたびにお待たせしてしまったりしたのですが、皆さん嫌な顔せず楽しんでくださって、本当にありがたかったです。
一番進んでいるKさんは「ひよこ＆たまご」。
ふわふわした羽毛の感じがかわいくできました。
たまごの模様もきれいです。
Mさんは「花と蝶々」。
アナスイのような毒っけのある色がステキ。
模様もすごくきれいに描けていますよね。
初めてのEさん。
個性的なしましまの組み合わせ。
洗練された感じです。灯したらまた、きれいだろうなぁ。
この日のおやつ。
実は午前中、仕事で六本木まで行く用事があったので、ずっと気になっていたお店に寄ってみました。
なんと「ヒョウ柄のケーキ」!
中はフランボワーズのムースで、ものすごく濃厚。
おいしかったですね。
お誕生日プレゼントに作ったもの。
モンゴルからやってきた、キュートな女の子に。
モンゴルへは、行ったことがないのだけど、なんとなく乾いたイメージ。
なのでその逆をいくような、瑞々しさを表現してみました。
